ボロボロ気味の御鍵です。
昨日の記憶を何とか復元して書いていこうと思います。
とりあえず今年の冬は夏以上にラッシュかかりますね。
というかルーツダブルで来ましたよ・・・死ぬる。
ですがまだ秋です。なので冬が来る前にさっさとひぐらしプレイします。
そこでひぐらし解をやる前に断片的なネタバレから話のつくりを予想します。
普通の推理は専門の方が居られるので作家(見習い)として話のつくりを予想しようということです。
結局のところオヤシロ様は実在なんでしょうか?
ということは結局のところ人間と超常現象両方ですよね。
それだとものすごく王道展開なんですよ。少なくとも御鍵流では。
有名な方が一度は使っているはずの根本的な部分から全てを疑えば真相が見えてくるというやつです。
実際のところはほとんどのミステリに共通する解き方です。そして最もシンプルな解き方でもあります。
その上で選択肢を提示しておきながら実際には選択肢が関係ない答えになる。ミステリとしては王道です。
自分的には一番面白い書き方です。この手の物は読むのも書くのも大好きです。
何故なら書き手によってものすごく差が出る書き方なんです。
一度挑戦して派手に散りましたからよくわかります。
ではどういう書き方なのか書いていきます。
まず平和なシーンから入るのは当たり前です。ひぐらしは部活とかです。
冒頭にいきなり殺人シーン入れたりすることもありますが結局平和なシーンに戻ります。
そして伏線入れまくります。一番わかりやすいものと一番わかりにくいものが極端に分かれる感じに入れます。
その上で伏線を伏線じゃないように誤魔化します。ひぐらしの場合は最初はオヤシロ様の祟りで誤魔化してますね。
でそのまま事件発生引っ張ります。ひぐらしは綿流しの日から圭一が混乱するところを書いて引っ張ってます。
普通なら最後に実はこれが全部伏線でしたとなりますがひぐらしはそれが無しで終わります。
それどころか逆に誤魔化しを強調して終わります。
えー推理する側としてはこれ以上にないほど難しい展開です。
しかしこの書き方って普通のミステリとあまり変わりません。
では何故こんなに普通のミステリと違うのかというと前に言ったとおり書き手によって差が出るからなんです。
つまり普通のミステリも書き方変わらないんです。
違うポイントは伏線が極端なまでにわかりやすかったりわかりにくかったりするところと
もう一つ伏線の誤魔化しを全力で行う。つまりミスリードを誘う部分の二つです。
それをひぐらしは尋常じゃないほど力を入れて伏線の誤魔化しをやってるので全く違うように見えるんです。
これが書き手の差です。
ちょっとでも力を抜くと一気に小話程度の難易度に下がります。
そうなると作家としては悲劇です。どんなに丁寧に設定整えてもそこの部分で力を入れられないとこれは無理です。
だから自分は散ったんですが・・・それは置いておいて。
ひぐらしの場合はその中でも異常に力が入っています。
設定から力入れてます。オヤシロ様の伝承に連続殺人事件。あとはそれぞれのキャラクターの背景。
それに加えて圭一の混乱しながらの推理を交える。
上手いです。
しかしたった一つの真相のためにここまで力を入れるのは異常ですが一つじゃないみたいなのでさらに異常です。
竜騎士07氏は凄いですね。でもひぐらしが終わったら次のタイトルとか出せるのだろうか。
ちょっと心配ですが大丈夫でしょう。多分。
しかしたった一つのために全力を込めるというのはミステリに限ったことではありませんからね。
というより作家なら全力を込めるものは必ず一つに絞ります。そうしてるとおまけがつくだけです。
要するにテーマ決めるだけですけどこう言うとちょっとだけ凄く感じませんか?
自分の場合はテーマがやたらと陳腐です。小学生っぽいです(笑)
それを哲学の本とかから吸収した知識で必死に隠してます(笑)
テーマを読み取るというのはそれだけで結構難しいんですが自分の作品は特に難しいと思います。
なので最後のほうで言っちゃいます。直球勝負です。
何はともあれひぐらしの到着が楽しみですね。
上の一言が言えればそれで良かったんですがこの遠回し方も御鍵流。
というわけで終わります。
うわーなんか全然違う仕上がりになってる。
まあいいんですけど昨日のものとどちらがいいか判別つきませんね。
こんな風に書き直すと全然違うことになるから自分はできるだけ脳内シミュレーションはしないほうがいいんですよね。
ということで復元完了です。
何とか連続更新できました・・・
こんなトラブルは二度と御免です。今後はメモ帳にバックアップします。
というわけで終了。